ワインの勉強を最初にしたのは19歳の頃、ホールに出てお客様を接客していたときの事…
当時、料理人の世界ではホールを経験してからでないと厨房に入れないお店もちらほらありました。
その時は「料理やりたくて入ってきた世界なのに、なんでトイレ掃除にや水を注いで回んなきゃいけないんだろ…」と思ってました。
お店はいわゆる高級フランス料理店、老舗のフレンチでした。
黒くて長いタブリエを巻き、ピッチピチの着丈の短いモンキーコートというものを着てホールに立っていました。
「すみません。このワインとこのワインで迷っているんだけど、このワインは今日のこの料理にはどちらが合うと思いますか?」と普通に聞いてきます。そうです。お客様からしたらソムリエ?ワイン詳しそうな格好してるじゃありませんか?笑
そのときです。料理も勉強したいけど、今この置かれたか環境で自分が何をできるか…
飲んだこともないワインを勉強し始めました。
あの頃はフランスのワインしかリストにも載っていなかったですし、ニューワールドと呼ばれるワインは僕が知っている限りではありませんでした。
お客様に聞かれたら先輩にわざわざ聞きに行かなくても説明できるくらいにはなりました。
ワインの勉強が面白くなった頃には、周りも見えるようになり、お客様より先手で動けるようになった頃、厨房に入れてもらえるようになりました。
そこで料理の世界に今度はどっぷり浸かることになるので、ワインの勉強はそこで10年以上止まっていました。
そして現在は都内でシェフをしています。
シェフとして経験を積み熟練度が出てきた頃に、あの飲食業界にとっても一大事であったコロナ禍がありました。
お店に行けない時に何かさらに成長できないだろうか、これから時代が変わる、そんな感覚に襲われました。
ふとした時に「ワインだ!」と思いたった勢いでソムリエの試験に登録していました。
そんなこんなでソムリエ兼シェフという二刀流で今現在に至ります。
僕に何ができるか?何をみんなが求めているのか?と考える日々…
ペアリングコースだったり、ペアリングというと用意された料理に合わせるワインという認識ではないでしょうか?
その際、国、産地、地質や温度をまとめてテロワールと呼ぶのですが、とんでもない量のワインの中からこのワイン!って探すのはほんと大変で。笑
だけど僕はコックであることが大前提であるので、この一本に合わせて料理を作る!に特化してペアリングをしようと活動しています。
あくまで目指すのはペアリング、マリアージュを体験して食卓、ホームパーティー、現場などでペアリングを通じて、その食事で幸せを感じてもらえたらと思っています。
なので自分で仕事作っちゃいました!笑
名付けて「ワインペアリングデザイナー」
